Push It!のサーバ側は、俗にいうGAE/Pであり、つまりPythonなのである。
で、Pythonの開発環境として有名なものにはPyDev(Eclipseのプラグイン)というものがある。
PyDevはもちろんただで使えるのだが、基本、Aptanaという会社が作っていて(多分)、AptanaはEclipseベースの開発環境であるAptana Studio(これもただ)を配布しており、当然その中にはPyDevも入っている(だけでなくスクリプト系Web開発環境のほぼすべてが揃っていると言っても過言ではないくらいてんこ盛りである)。
さて、そのAptana Studio、Eclipseベースなので当然Javaであり、当然Macでも動く。
Mac用インストーラも配布されているので楽チンなのだが、残念ながら日本語化されていない。
Eclipseを日本語化するには有志の皆さんが作っているPleiadesというプラグインがあり、(Windows版なら)Eclipse込みのパッケージも配布されている、が、前述の通り自分は
「Macに」
「Aptana Studioを」
入れたのであり、Eclipseは既に存在しているところにPleiadesを入れたいのだ、わたしゃ。
Pleiadesは単なるプラグインではなく、ものすごく乱暴に言うと、
「Eclipseのテキスト表示をインターセプトして、その場で翻訳して日本語で表示しちまうぞ、こら!」
という仕組みであるらしく、plugins & featuresフォルダにファイルを突っ込むだけでは足りず、インターセプトするために起動オプションに仕込みが必要になる。
で、前置きが長くなったが、起動オプションなんである。
Pleiadesの配布パッケージには優しい(易しくはない・・・)READMEがついているんだけど、Eclipseの起動オプション設定として、世界で70億人くらいが使っているであろうeclipse.iniがAptana Studioには、ない!
どーすりゃいいんすか〜、まあ、メニュー等が日本語でなくてもソースに日本語が使えないわけではないのだし、なんとかなるけど・・・と思いながらも諦めきれず探していたら、ありました。別の名前で。
その者の名は、
/Applications/Aptana Studio 3/AptanaStudio3.app/Contents/MacOS/AptanaStudio3.ini
である。
第一のトラップは「AptanaStudio3.app」であり、MacのFinderでは通常「.appなフォルダ」は実行ファイルに見える。が、実体は特殊なフォルダなのであり、それに気がつかなかったというか、知ってたけどその中まで探さなかったこと。
第二のトラップはeclipse.iniではなく、AptanaStudio3.iniであること。まあ、こちらは第一のトラップがわかれば容易くわかる、のだが、それに気がつかない間、「.appフォルダ」を特別扱いしないツールであるコンソールから、一生懸命
find "/Applications/Aptana Studio 3" -name eclipse.ini
しても見つからなかったのでプチトラップである。
恐るべしMac、そしてAptana Studio・・・の巻。
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