2009年1月19日月曜日

GAEのバージョンアップなど

しばらく書いてない間にGAEの環境も何かとパワーアップしております。

まず、既出だけど、Admin ConsoleにQuota Detailsが追加されました。
自分のアプリがOver Quotaで怒られることが多くなったら、ここを見ると解決しそうだね。
でも、残念なことが一つ。
各種Quota値は24時間に使用したAPIの数とかになってるんだけど、その24時間っていうのが、日本時間だと16時から次の16時までの24時間になっている(多分)。
じゃあ、24時間でどのくらい使われているのか知りたい!と思ったら、16時ギリギリにQuota Detailsを開かないといけない。それを過ぎるとカウンタがリセットされてしまうのだ。
Quotaを「直近の24時間」にしてもらうのがベストなんだけど、意外と大変なんだよね、直近の○○時間の統計って。
プログラマの皆さんならわかると思う。
単なるカウンタなら1個用意しておけばいいところを、(例えば過去24時間といった)時限付きカウンタだと、秒とは言わないまでも分単位などでカウンタを用意しないといけないということを。

あ、話がわき道に逸れました。で、何を言いたいかというと、つまり直近24時間が難しいのは分かるので、せめて「前日分」の結果を見られるようにしておいてもらえないだろうか。
「今は大丈夫だけど○○APIが90%使ってるから、もうちょっとユーザが増えたらアウトだな」とか見たいじゃないですか、やっぱり。


さて、次がSystem Status。
これはAdmin ConsoleからもGAEのホームからもたどれるけど、GAEがちゃんと稼動しているか、とか、各種APIが通常のレスポンスタイムで動作しているか見れるもの。
ここで言うレスポンスタイムは、「GAE全般において」だから、「僕の」「あなたの」アプリケーションにおいて、ではない。でも参考にはなるだろう。
Datastoreとmemcacheのレスポンスの違いに驚いたりする。
(前も書いたけど、memcacheのQuota制限を緩めてくれ~)

あとなんですかね、時々びょーんとレスポンスが悪くなる時があって、なんかバッチでも動いてるんすかね。気になります。


最後に、SDK1.1.8が1/7にリリースされました。久々ですね。
(どうでもいいですが、リリースノートによると2008/1/7のようです。って、1年前にリリースされてたんですか!?そんなわけないですね)
リリースされるたびにマニアック度を増す修正内容(w
多分、自分も含めて普通の人はアップデートしなくてもいいでしょうね。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆ Push It!の宣伝 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
最近リリースがご無沙汰ですが、Push It!の開発は地味に続けてます。
正式リリースまでにしっかり作りこんでおきたい裏の部分を今やってるので、あんまり華々しい変化はないんですが、もう少しでβが取れて、RC(リリースキャンディデート。正式版候補)が出せると思います。
と言いながらも、今現在でもちゃ~んと動きますので、ぜひ皆さん使ってください。
不具合報告はバンバン受け付けます。

Linux版AIRの報告

前回エントリから1ヶ月も間が空いてしまいましたねえ。
いろいろと忙しくなってしまって、なかなか。

さて、前回エントリで書いたLinux版AIR1.5で、Push It!を動かしてみました。
環境はVirtualBox2.1.0上のUbuntuでした。

結果は、というと、、、なんとも拍子抜けするほど普通に動きました。
Gnome環境でしか試してないですが、タスクトレイを使った動作もできました。
その辺はWindows系と共通っぽい。
(MacOSXのDockだと使うAPIがちょっと違うのだ。この辺を読むと良いよ)